中村麻里子AKB卒業で女子アナに 4月からサンテレビ入社 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
この娘には少々思い入れがあって、数年前にリリースされた「前しか向かねえ」というAKB48のシングルCD、こちらの初回限定版 TypeAについていたDVDには「ナカマリちゃんねる」というタイトルが含まれていた。
この「ナカマリちゃんねる」は、今回卒業される中村麻里子さんにフォーカスした、中村麻里子さんのためによる、中村麻里子さんだけのちょっとした番組のような内容だった。
その中でイラストが必要ということで、制作スタッフさんから声を掛けて頂いた。
それ以前に、AKB48コント「何もそこまで…」という番組にてイラストを描いていた。その繋がりで、その頃に次にリリースされるCDの中のDVDのイラストも・・ということだった。
正直、そのときは中村麻里子さんという存在は知らなかった。
スタッフさんから、面白い子がいるとのことで、この子を取り上げたいとかなんとか言われたような。
「100万枚売れるということは、100万人以上が観るかもしれませんよ(笑)」と軽く脅された。
世界中のあちこちの景色と、中村麻里子さん自身のキャラクターを描いて欲しいと。
上のイラストがそう。DVDの中では、首が左右に揺れます。
そして、フランス、アフリカ、エジプト、中国、メキシコ、ロシア、南極、日本、宇宙、これにアメリカなど、各国の色を抽出したイラスト。
先に素の映像を見せてもらったんだけど、最初の印象は、ああ、面白い子だな。一生懸命でかわいらしい。
そんなにアイドルには詳しくないのだが、AKB48にいる娘でたまに「この子、勘がいいんだろうな」と思うような娘がいる。
分かりやすく言うと返しの反応がいい。
昔のアイドルにはこんなに返しがうまいとか、空気を読むのが得意だとか、自身の味も乗っけてくるとか出来る娘はそんなにいなかった気がする。
その一番分かりやすい例が、指原莉乃さんなのだろう。
ちょっと昔で言えば、森口博子さん、山瀬まみさん、井森美幸さんなど、元々はアイドルらしいアイドル(お人形的な)で出てきたのに・・・、センスが良かったのだろう。
AKB48には鍛えられる”場所”が多いのか、そういった娘が多い気がする。
自分のとこの劇場を所有していて、お客さんの前に出て歌ったり踊ったりトークしたりと、本番で鍛えられ続けるというのは強い。
中村麻里子さんにもそういったものを感じた。
ともかく、ある一人のメンバーに絞ったDVDの内容。
この娘が喜ぶようなものが描けたらいいなと、いろいろと試行錯誤しました。
普段、テレビ用にイラスト描くときはターゲットというのが少々ぼんやりしているもので、「分かりやすく」は基本だけど、いろんな人が観るわけで、全員から「いいな!」と思われるようなものは難しい。もう不可能だ。
でも、とにかく、今回は中村麻里子さんのためだけに描こうと。
せっかく、この子は取り上げられるわけなんだし、なんならこの娘さんの親御さんも観るだろうからね。
すでに華をお持ちだけど、さらに華を添えたいじゃん。
というわけで、少ない日数の中でなんとか描きました。
無事、リリースには間に合った。
それから、以前ツイッターにて「AKB48のシングルのDVDにて、「ナカマリちゃんねる」のイラスト描きました!」的なツイートしたら、中村麻里子さんご本人さんから返信頂きまして、びっくり。
ちょっと時期的に忙しくて「ああ、返事したかったな」と思ったときには日数が経ちすぎてて・・・残念。ご本人さんに返信したかった。お礼を言って下さって、お礼が言いたいのはこちらの方ですと。
残念、非常に残念。
イラストを描くときに、これでもかと顔写真を見ていたのもあって、僕の中ではAKB48=中村麻里子。という図式に。
「ナカマリちゃんねる」用にご依頼頂いてから、中村麻里子さんのことはずっと気になっていた・・・。
まあ、そこからさらに時間が過ぎまして、
僕は、日曜日の午後、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」を観るのが好きなんだけど、「AKB48と日本人」という回で中村麻里子さんと、島田晴香さんがピックアップされて放送された。
正直、声が出た。
アイドルとしては当然だけど、一人のタレントさんとしての葛藤なわけですよ。
人からのニーズがあってこそ成り立っている商売だから仕方ないけど、常に、常日頃から勝負。
しんどいねえ。
一般のファンからの支持も要る。使う側からの支持も要る。当然、運営からの支持も要る
自分だけでなんとか出来る範囲のことじゃない気がする。
「努力は必ず報われる」と、どっかで聞いた気もするけど、それだけじゃどうしようもないだろ。
自分で選ばれた商売とはいえ、一人の女の子がこんな目にあっていいんかなという感想。
昔と比べて、アイドルの数もかなり、かーなり多い。多すぎる。こんな中で頭一つ出るってどれだけ大変なんだか。
一人の人間でどうにかできる問題じゃないよ。
で、この度、ご卒業と。
普通、アイドルが卒業と聞くと、「ああ、あの娘は今頃どこでなにしているんだろう・・・」といった状況になりがちだけど、この度は女子アナの道へということで、これからもメディアに出る機会は続くわけで、これは第二のステージへの門出じゃないか。素敵だ。
今までAKB48で培った経験もぜんぜん無駄になりそうにない。なんなら活かせることが出来る世界だ。
きっと、サンテレビでも目立つだろう。
よかった。なんか悲しい卒業にならなくて。
これからの活躍も期待しております。
いつか東京の番組などでも帰って来る気もする。
僕の中のAKB48=中村麻里子。という図式はなくなりましたが、次のステップのほうが楽しみだ。
アイドルを応援するのは楽しいな。
ちなみに、AKB48だと、以下の番組にも関わってます。
欅坂のほうも。
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