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似顔絵プロ

テレビ番組専用のイラストレーター森本レオリオです。過去に仕事で描いた芸能人の似顔絵をちまちまとUPします。

平田実音(ひとりでできるもん!) の 似顔絵イラスト。 登校拒否児は夕方が好きじゃない

<ハ行>女性タレント

平田実音(ひとりでできるもん!) の 似顔絵イラスト。

平田実音 現在 ひらたみお

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子役スペシャルの番組のときに描かせてもらったイラストがあった。

 

この人に関しては少々特別な思い出がある。

昔、当方は登校拒否児だった。不登校児という言い方でもいい。

 

ネットもない時代、引きこもっている子のできることと言えば、本を読むかテレビを見るかだ(勉強の仕方はまた別の機会に)。

 

毎日、毎日、引きこもり( そんな言葉なかった気がする)。

学校に行きたくないわけではなく、行けないのだ。

毎日、毎日、学校に行けない自分を自分で責める、なんなら落第点のハンコを自分で自分に毎日押すようなものだ。

夕方になると、また一日の終わりの始まり。今日もたいして何も出来ないまま、無駄のように終わる。出口のないトンネルをぐるぐる。

朝方もウツっぽい気分になるが、それよりも夕方、陽が落ちかける、一日が終わってしまう。その日過ごした一日もダメだし、なんならまたダメな一日が明日には待ち受けていると思うと、夕方からの気分の鬱々さといったら、黒いタールを浴びるかのように暗い気持ちになるといったらこの上ない。

 

 

そんな中、毎日夕方にNHKである番組が放送されていた。

画面の中でちょこちょこ動く女の子は、「ねー、クッキングー!」と、撮影の段階ではそこにいないはずのCG合成のキャラクターと会話をしながら、一人でテキパキと料理を作っていくのだ。

 

それが、まいちゃんこと、平田実音さんが出演していた「ひとりでできるもん!」

 

NHKにて、人形とお姉さんがやりとりするなんて番組は「それいけノンタック」や、お猿のポッケの「いってみようやってみよう」など数あったけど、その時代には目新しいCGのキャラクターとやりとりして料理をするといった画期的な番組だった。

 

来る日も来る日も「ひとりできるもん!」を見ていた。

見ると、「もう5時だ・・・今日もまた外に出れなかった」と、自分に落第点を押して暗い気分になっていた。学校に行かないといかないと行けないのに踏み出せない自分、当たり前のことができないダメな自分。自分で自分を毎日責める。(今、思うと、別に行かなくていい)

「この子はひとりで何でも出来るのに・・・」なんて、思っていたことも思い出す。

 

だったら見なければいいんだけど、一日の終わりを知らせる鐘が鳴るのに耳をかたむけるかのように「ひとりでできるもん!」を見ていた。

 

その後、当方はなんとかなった。

登校拒否時のその後、・・・どうしたかはとても長くなるので省く。

どっちかと言うと、今は割と人生に成功した生活をさせてもらっている。

 

 

 

今更ながら、彼女に、「やっと、ひとりでできましたよ!」と言いたいところだけど、平田実音さんは亡くなってしまった・・・。まだお若いのに、死因は肝不全だそうだ。

 

当時、「ひとりでできるもん!」も最後のほうは見ていない。途中で見なくなっていた気がする。

平田実音さんが女優として、あの後どういう道を歩んだかも知らない。

 

今回の平田実音さんがお亡くなりになったというニュースで、「初代まいちゃん」という呼び方を初めて知り、「ひとりでできるもん!」が女の子を交代して、ある時期まで続いていたことも初めて知った。

平田実音さんがお姉さんとなって、「ひとりでできるもん!」に帰ってきていたことも同じく。

 

こんなこと言ってはなんだか、一時期、平田実音さんは当方の目標だった気がする。

一人でなんでも出来る女の子は、暗い沼のような世界にいた当方にとっては憧れだった。

あまりに、その子は、先を、先を、行っていて、結局追いつけないまま手の届かぬ先に行かれてしまった。

 

今でも夕方はあまり好きじゃない。

夕焼けとかも好きじゃない。どちらかと言うと、気分が少々暗くなる。

 

きっと昔のことがどこかでトラウマまでとは言わないが、自分の心にいい色を残していないんだろう。夕方は好きじゃない。

 

でも、まいちゃんが「ひとりでできるもん!」で頑張ってくれていたので、明日の朝が来ても大丈夫。またどうせすぐ夕方が来ても、そんなのは乗り越えればいい。

 

 

 

まとめたニュース : 【訃報】元子役・平田実音さん死去、33歳 「ひとりでできるもん!」初代・舞ちゃん役

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イラストレーター森本レオリオ ギャラリー2