山寺宏一 の 似顔絵イラスト。
たいていの洋画の吹替えに声出してる。
ご本人自身もタレント/俳優としてテレビに出ておられるので、「あっ、山ちゃんの声だ」と気づいたキャラの後ろに、山寺氏の陰が見えてたまに邪魔になってしまうくらい。
「マスク」のジム・キャリーなどは、テレビで見せる山ちゃんのキャラに似てなくもないのと、言い回しが上手なのでしっくり来るのだが、主人公声なのもあり、男前のキャラに使われることも多く、失礼ながら男前の向こうに山ちゃんの顔が見えると、純粋に映画が観れなくなる。
「ああ、山ちゃんが声を出している」と。
顔も俳優として売れているという人は、このパターンがある。
戸田恵子も、明らかに戸田恵子と分かる声だし、たまにハリウッド女優の向こうに戸田恵子の顔が見えてしまうと、純粋に入り込めなくなる。
私の場合は、声をあてる人はあまり顔が分からない方がいい。
「ダイハード」にて、主人公のジョン・マクレーンことブルース・ウィルスの向こうに村野武範の顔が見えても萎える。
にしても、似たりよったりな声優が増えている昨今、声色をどう変えても山ちゃんだと分かるくらい個性があるのは素晴らしい。
アンパンマンに出てくる犬のチーズと、ドナルドダックだけは言われないと気づかないけど。
それと、山ちゃんほどの声優が声をあてているのならば、この映画は面白いに違いないといった安心感も生まれる。こういう安心感は名前が売れている声優ならでは。
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