ラランド (お笑いコンビ)サーヤ、ニシダ　似顔絵　イラスト

お笑いコンビの「ラランド」と映画の「ラ・ラ・ランド」がごっちゃになります

ラランドは、サーヤとニシダによる日本のお笑いコンビで、2014年に上智大学のお笑いサークルで結成されました。彼らは、アマチュアながらも2019年と2020年のM-1グランプリで準決勝に進出し、注目を集めました。

サーヤは、広告代理店で働きながら芸人としても活動しており、2021年2月には自身が社長を務める芸能事務所「株式会社レモンジャム」を設立しました。ニシダは、同事務所の正社員として所属しています。

ラランドは、テレビやラジオ、YouTubeなど多方面で活躍しており、サーヤはバンド「礼賛」のボーカルとしても活動しています。ニシダは、ドラマ出演や小説の執筆など、芸人以外の分野でも才能を発揮しています。

「ラランド」と「ラ・ラ・ランド」は音の響きが非常に似ていて、初めて聞いた人が混同してしまうのも無理はありません。実際に、映画『ラ・ラ・ランド』（原題：La La Land）は世界的にヒットした作品で、日本でも多くの人に知られているタイトルです。一方で、お笑いコンビ「ラランド」は日本のテレビやラジオ、YouTubeなどで活躍しているとはいえ、まだ一部の層には「知る人ぞ知る」存在という位置づけかもしれません。

このため、特に映画の印象が強い人や、お笑いにあまり詳しくない人が「ラランド」という名前を耳にした時に、「あれ？ミュージカル映画のこと？」と思ってしまうケースは十分考えられます。実際にネット検索でも「ラランド」と入力すると自動補完で「ララランド」と出てきてしまうこともありますし、SNSなどでもたまに「名前がややこしい」と話題になることがあります。

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大手事務所に所属せず、自分たちで事務所を立ち上げて、一人は自身の事務所の社長で、一人はその事務所の正社員というコンビ「ラランド」

ラランドのように、大手芸能事務所に所属せず、自ら事務所を立ち上げて活動するお笑いコンビは、現在の日本のお笑い界では非常に珍しい存在です。特に、コンビの一方がその事務所の社長を務め、もう一方が正社員として所属しているという体制は、他に類を見ない独自のスタイルと言えるでしょう。

多くの芸人は、個人で事務所を設立することはありますが、それは主に税務上の理由やマネジメントの自由度を高めるためであり、コンビ全体でそのような体制を取る例はほとんどありません。例えば、明石家さんまさんが設立した「オフィス事務所」や、加藤浩次さんの「有限会社加藤タクシー」などが知られていますが、これらは個人の活動を支えるためのものであり、コンビ全体での運営とは異なります。

ラランドのように、コンビの一方が社長として事務所を運営し、もう一方が正社員として所属するという形態は、芸人としての活動だけでなく、ビジネスとしての側面も強く意識した新しいモデルと言えるでしょう。このような体制は、芸人としての自由な表現を追求しつつ、組織としての安定性や持続可能性を確保するための一つの方法として、今後注目されるかもしれません。

漫才コンビの「とんねるず」や「さらば青春の光」の場合は

「とんねるず」（石橋貴明さんと木梨憲武さん）は、もともとはホリプロに所属していましたが、現在は個人事務所体制に近い形で活動しています。石橋さんは「アライバル」という自身の関連会社を立ち上げ、YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」などを運営しています。一方で木梨さんも独自の活動を展開しており、所属事務所「コッカ」が運営を支えている形です。

「さらば青春の光の場合」、こちらはラランドと非常に近いスタイルを取っており、自ら設立した「ザ・森東（ざ・もりひがし）」という事務所に所属しています。森田哲矢さんと東ブクロさんのコンビで、特に森田さんが実質的な運営の主導を担っており、メディアでも「社長」と称されることがあります。

実際、2013年に松竹芸能を退社後、フリーを経てこの事務所を立ち上げ、コンビで活動を支える運営会社としています。ここまで来るとかなりラランドと似ており、「芸人が自分たちの手で芸能活動をビジネスとして成立させる」という意識が強く表れたスタイルです。

テレビ番組・広告・Yottubeチャンネルのイラストレーター森本レオリオこのホームページにつきまして