出前館の歌を歌う浜田雅功(ダウンタウン)CMイラスト
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CM曲は新しいものより替え歌の方が多くなった
最近では、web広告に力を入れている企業も増えてきてますが、出前はあえてテレビCMに力を入れて認知度を上げました。
また、出前館のCMに限らず、CM曲というのも耳に残る新たなCM曲が減ってきました。どちらかというと既存曲の替え歌などが多くなってきてます。
既に認知度がある曲に、さらに抜群に認知度があるダウンタウンの浜田雅功さんというタレントを起用して相乗効果を生んだのが出前館のCM。
植木等さんで有名な「スーダラ節」のメロディに、「でー、でー、でーまえかん、でまえがスイスイスーイ」と、企業名の連呼と同時にどういった業務か一回で分かる歌詞。無駄が一切ない。若い方が聞くと、これが替え歌というのも知らない人がいるかもしれない。
植木等さんと付き人だった小松政夫さんの伝記ドラマ、「植木等とのぼせもん」内でも植木等さんが、「こんな人間いないよ」と大振りな動きなどを監督に文句言ってるシーンがある。なんなら今度歌うことになった歌詞にも。みんながよくイメージする植木等さんのイメージは、本人の意向などではなく、演出があってのもの。
「無責任男」とかそういった印象があるけども、全然ほんとうの植木等さんはそういった感じではない。まだフジテレビで、「新春かくし芸大会」が正月に毎年放送されていた時代。審査員席に植木等さんは、いつも寡黙な顔をしていて、かなり芸に厳しい人だった記憶がある。
でも、そのお気楽感・明るく賑やかなイメージは強く日本人に残っている。
赤いハッピを着て、曲に合わせてスイスイスーイと踊る浜田雅功さんの絵面と相まって記憶に強く残る。出前館というウーバーイーツとも違う食料デリバリー業のブランドの浸透に大いに貢献したCMだと思います。
にしても、「植木等とのぼせもん」で植木等さんを演じた山本耕史さん。
普段のドラマだと、なにを見ても山本耕史さんが山本耕史さんを演じているというか、例えていうなら「木村拓哉のドラマはどれを見てもキムタクがキムタクを演じている」といった風に見えるのにも通じる感がどこかある。
だが、この「植木等とのぼせもん」。
一見するとガタイのいい山本耕史さんと、スラッとした植木等さんでは見かけは似ても似つかないのだが、口調や身振りなど相当研究して演じておられるように見られる。
植木等さんの話し方にかなり似せている。役者ってやはり凄いなと思いました。
このドラマは、まだ本人がご存命な内に小松政夫さん本人にナレーションを頼めたのも良かったですね。
小松政夫さんの得意な淀川長治さんのモノマネでナレーションをされているのですが、このモノマネもいつまでも誰かの記憶にずっと残っていたらいいですね。
「サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ」の淀川長治さんの口調を真似る人はいますが、眉毛をクイクイ動かす小松政夫さんの発想はすごいと思います。あれはメガネに眉毛がくっついており、透明な紐を上下することで眉毛が動く仕掛けになっているみたいです。
伊東四朗さんが出演されてたのもいい。
「出前館」と「ウーバーイーツ」は、どちらもフードデリバリーサービスを提供している企業ですが、世間でのイメージには以下のような違いが存在します。
ブランドイメージ: 「出前館」は、日本国内で長年にわたって展開されてきたブランドであり、地域の飲食店との繋がりや信頼性を重視しています。一方、「ウーバーイーツ」は、グローバルな展開をしているアメリカ発の企業であり、新しいテクノロジーや革新性を強調しています。
利便性とアプリケーション: 「出前館」は、日本国内の多くの飲食店と提携しており、その地域の特産品や人気の料理を提供しています。また、「出前館」は自社アプリケーションを通じて注文を受け付けています。「ウーバーイーツ」はグローバルな展開をしており、多くの国や都市で利用できます。また、「ウーバーイーツ」は専用のアプリケーションを通じて注文や配達を行います。
サービスエリアと展開地域: 「出前館」は、主に日本国内で展開されており、全国の多くの地域で利用できます。「ウーバーイーツ」はグローバルな展開をしており、世界中の多くの都市で利用が可能です。
これらは一般的な傾向であり、個々の人々のイメージや利用経験によって異なるかもしれません。また、両社は競合関係にあるわけではありませんが、フードデリバリーサービスの提供方法やブランドイメージの違いから、一部の人々はそれぞれの企業に対して異なるイメージを持つことがあります。
テレビ番組・広告のイラスト、イラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
HAMADA MASATOSHI / はまだ まさとし
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イラストレーター森本レオリオ