日曜の朝の"ドラゴンボール超"を観て思うこと。
野沢雅子さんのモノマネをされる芸人さんがいるらしく、その人がテレビ出演の際に画面の端に必要ということでご依頼。
見た目も含めて、ものまねをされる声優さというのも珍しい。それだけ、野沢雅子さんの功績が素晴らしいということだ。
実績がない人や認知度低い人をものまねしたところで、誰も反応しようがないよね。それだけ偉大な声優、野沢雅子さん。
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ところで、日曜日には、そこそこのテレビ番組を録画する。
・「ドラゴンボール超」
・「噂!の東京マガジン」
・「ザ・ノンフィクション」
・「探偵ナイトスクープ」
録画しておいて、作業中に流してたりする。
なんとなく「ドラゴンボール超」流してて、主人公の孫悟空の声を出しておられる野沢雅子さんの声が衰え知らずだなと。むしろ若返った。もう80歳というのに。
数年前に、まだドラゴンボール始めるんかい!と映画が始まったり、ムダなシーンを省いた(昔のように連載に追いついてしまうとかの心配がなくなった)Zシリーズがまた始まった頃は・・・、あれ、やはり、悟空の声が・・・、うーん、ちょっとお婆ちゃんっぽくなってきたかなと思った。
しかしながら、最近の野沢雅子さんときたら、なんてことでしょう。お声が若返ってるような気がする。普通ならば、枯れて、かすれて当然なのに、声が若い。悟空の子供たちの声出しても、声が高い高い。すごいな。
普通、声だけ聴いて、お年寄りの声って枯れてしまっていたり、軽くなっていたり、もう力が入ってないのも伝わってくる。なんなら少々聴き辛い。
なのに、野沢雅子さんときたら。
確かに、悟空がフガフガだったら、もうキャラクターと合わない。よく叫ぶし。
でも、野沢雅子さんが数年前のルパン三世のSP「血の刻印 〜永遠のMermaid~」でおばあさん役の声を出したときは、これはこれでしっとりしててよかった。
ところで、
ケビン・コスナー主演の「JFK」のブルーレイ。↑なぜか横向いてる
昔、劇場で放送されたときには日本語吹替が存在した。そしてVHSでも日本語吹替版が存在した。
DVD ↑なぜか横向いてる
しかし、DVDには日本語吹替が入っていない。
なぜなら、ディレクターズカット版だから。劇場で放送されたときよりも収録時間が長い長い。
206分もある。206分やで、206分の映画なんて、お客さんの回転数考えたら映画館から嫌われる。だから、DVDだけ。
そして、長い年月も過ぎてからブルーレイが出まして、こちらも206分。
しかしながら、日本語吹替が存在するのは劇場版だけ。あと、テレビで放送されたときのもの。ちょっと短い。
そこで新たにブルーレイを販売する際に、ディレクターズカット版にも、既存のもの(テレビ朝日版かなぁ。江原正士さんが参加しているし)に追加収録で日本語吹替を足して完璧なものにしたわけだ。
この映画、1991年の映画。吹替えが収録されたのも1991年(日本公開は1992年だから、正確にはわからないけど)。
でもこのブルーレイが出たのは2013年。
同じく、欠けていた日本語吹替えを後々追加収録した「夕陽のガンマン」の日本語吹替・完声版のように、もう存命しない山田康雄さんの声を、声質が似ている多田野曜平さんが代役で補完したのは成功例だけど、出来るだけ同じ声優さんが補完して欲しい。
このJFKはそう。主人公のケビン・コスナーの声をあてた津嘉山正種さんが、劇場版・テレビ版だけでは足りなかった部分を補完して収録してある。
約20年後の補完。
正直、ケビン・コスナーの声が急に老人の声になる。
時間の経過はしょうがない。しかし、明らかに急にケビン・コスナーが枯れる。
ケビン・コスナーが出ているシーンで、どこを追加収録したのか、分かりやすいほど違いがある。
それを考えると、野沢雅子さんはすごいなと。
にしても、特徴のある声質の声優さんがみんな高齢化してしまっているな。
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のざわまさこ nozawa masako芸能人