似顔絵プロ(テレビ番組のイラストレーター)

テレビ番組専用のイラストレーター森本レオリオです。過去に仕事で描いた芸能人の似顔絵をちまちまとUPします。

サカナクションとは?山口一郎率いる“踊れて泣ける”バンドの魅力を整理する/代表曲・中国人気まで総まとめ/似顔絵 イラスト

サカナクション|山口一郎率いる5人組の音楽性と新宝島の衝撃/似顔絵 イラスト

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【徹底解説】サカナクションとは何者か?新宝島ヒット/ドリフターズオマージュMVの背景と進化する音楽/ 似顔絵イラスト

サカナクションは、北海道札幌市で結成された5人組バンド。ボーカル/ギターの山口一郎を中心に、ギター岩寺基晴、ベース草刈愛美、キーボード岡崎英美、ドラム江島啓一という編成で活動しています。公式プロフィールでもこの5人体制が明記されていて、いわゆる“ロックバンド”の形を取りながら、サウンドはダンスミュージック〜エレクトロまでを横断するのが特徴です。

 

↑日本テレビ「スクール革命」にてご使用いただきました↑

メンバー紹介:山口一郎を中心に噛み合う“5人の役割分担”

サカナクションの要となる山口一郎。ボーカルとして前に立ちつつ、曲の世界観や言葉、そして“バンドがどう見えるか”の設計まで引っ張るタイプです。メンバーは山口一郎(Vo/G)、岩寺基晴(G)、草刈愛美(B)、岡崎英美(Key)、江島啓一(Dr)。

サカナクションの強みは、音が分厚いのに「誰が何をしているか」が比較的クリアに聴こえるところ。ギターが刻む、ベースが走る、キーボードが空気を変える、ドラムがフロアを作る。そこへ山口の“歌”と“言葉”が刺さる。バンドなのにクラブ的、クラブ的なのに歌が主役、という二面性がハマると抜け出せません。

 

https://x.com/ute_chan

「新宝島」のヒット:映画『バクマン。』主題歌としての爆発力

「新宝島」は、サカナクションの代表曲として名前が挙がりやすい1曲。2015年9月30日にリリースされたシングルで、映画『バクマン。』の主題歌としても広く知られています。

この曲が強いのは、イントロから“加速”して、サビで“解放”する設計が極端に上手いところ。リズムは踊れるのに、歌詞やメロディにはどこか切迫感がある。体は揺れるのに、気持ちは妙に熱くなる。サカナクションが得意とする「ダンス」と「エモ」の同居が、最も分かりやすい形で結晶化した曲だと思います。

しかも「新宝島」は映像の力も大きい。ミュージックビデオが曲の印象を決定づけた面があって、“音楽単体”というより“体験”として拡散していったタイプのヒットでした。

 

また、サカナクションの代表曲「新宝島」のミュージックビデオは、昭和バラエティ番組ドリフの大爆笑のオープニング映像を強く意識した演出になっていることで知られています。

横並びでメンバーが足踏みしながら前進する構図、カメラワーク、振り付け、画面構成。これらは『ドリフの大爆笑』で活躍したザ・ドリフターズのOPを思わせる演出です。

実際に公開当時から、

「これはドリフのオマージュでは?」
「完全にドリフ大爆笑のOPだ」

とSNSやネット上で話題になりました。

この演出が秀逸なのは、単なる“懐かしネタ”では終わっていないところです。

「新宝島」は映画『バクマン。』の主題歌。
作品のテーマは“何者でもない若者が夢を掴みにいく物語”。

ドリフターズのOPのように、メンバーが一列で前進し続ける映像は、

・進み続けること
・繰り返しの努力
・エンターテインメントの継承

を象徴しているとも解釈できます。

つまり、昭和の国民的エンターテインメントへのリスペクトと、現代ポップカルチャーの接続を同時にやっているわけです。

この“過去と現在のブリッジ”こそが、サカナクションらしいです。

 

なぜドリフターズなのか?

山口一郎は以前から、日本のポップカルチャーや大衆芸能への敬意を公言しています。
「ドリフターズ」は、日本におけるテレビエンタメの原点とも言える存在。

その文脈を踏まえると、

・ダンス的リズム
・集団パフォーマンス
・ユーモラスでストイックな動き

は、「新宝島」という曲の疾走感とも不思議と重なります。

そして何より、「分かる人には分かる」という文化的コードが、MVをより記憶に残るものにした。

音楽単体だけでなく、“映像込みでヒット”した理由の一つがここにあります。

 

原画イラストは1920×1080サイズです。服装はオリジナルになります。このポーズでのこの服装のものはこの世にありません。

 

似顔絵プロ/森本レオリオ

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「新宝島」は中国でも広がった?バズの中心はダンスミーム(bilibili/TikTok圏)

「新宝島」が日本国内のヒットに留まらず、海外、特に中国圏のネット文化の中でも名前が出る理由は、いわゆる“ダンスミーム”としての拡散です。経緯には諸説ありますが、フィリピン発のダンス動画が「新宝島」の音源と組み合わされ、bilibiliなどで大きく広がった──という流れが整理されています。

ここで大事なのは、「中国でチャート1位になった」みたいな話よりも、「ネット上で“踊る曲”として再発明されて流通した」という点。サカナクション側が“海外向けに狙って仕掛けた”というより、曲のグルーヴと分かりやすい高揚感が、偶然ミームに乗って遠くまで飛んだ、という感じです。こういう拡散は、むしろ現代的でサカナクションっぽい。コントロール不能な熱量が、気づいたら世界のどこかで回ってる。

 

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山口一郎の“神出鬼没さ”:現場に現れる人、距離を詰める人

山口一郎について語られる時、ライブや作品以外でよく出るのが「突然現れる」「現場に出てくる」みたいな印象。SNS上では、街中での遭遇やゲリラ的な振る舞いが話題になることがあります(これは目撃談や投稿ベースのものが多いので、ここでは“そう語られがち”として扱います)。

一方で、公式側の動きとしても「山口一郎の遭遇」というイベントが告知されていて、本人の発信や活動が“出会う・接触する”方向へ伸びているのは確かです。

この“神出鬼没さ”って、奇抜さのためというより、山口一郎がずっと「音楽を生活に接続する」ことをやってきた延長に見えるんですよね。ライブハウスやホールだけじゃなく、ネット、街、偶然のコミュニケーションまで含めて「音楽の現場」にしてしまう。そういう体質が、サカナクションの活動全体の温度を上げている気がします。

 

サカナクションのミュージック性:ロックであり、ダンスであり、文学でもある

サカナクションの音楽性は一言で言いにくいんですが、公式プロフィールでも「ロックバンドフォーマットからクラブミュージックアプローチまでこなす」といったニュアンスで語られています。

いわば、バンドサウンドの身体性と、打ち込み/エレクトロの機能美を同じテーブルに置いて、曲ごとに最適解を選ぶチーム。だから、同じバンドの曲なのに「めちゃくちゃ踊れる日」と「ひどく静かな日」が両方ある。そしてその振れ幅が、アルバム単位で聴くと“物語”になる。

加えて、山口一郎の言葉は、説明的ではないのに像を結ぶ。直接言わないことで余白が生まれ、その余白にリスナーの生活が入り込む。サカナクションが「刺さる」人には、この“余白の設計”が効いてるはずです。

 


 

まとめ:サカナクションは「曲」だけじゃなく「現象」で聴くバンド

「新宝島」のような代表曲で入口を作りつつ、海外のダンスミーム的な拡散まで起きる。山口一郎の神出鬼没さも含めて、サカナクションは“曲を出して終わり”じゃなく、“音楽が動いていく様子”まで含めて面白いバンドです。

サカナクションを久しぶりに聴き直すなら、「新宝島」から入って、次はアルバムで流れを掴むのがおすすめ。音の設計が見えてくると、同じ曲でも景色が変わって聴こえます。

 

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