ASKA / 飛鳥 涼(CHAGE and ASKA / チャゲ アンド アスカ ) の 似顔絵イラスト。
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出ては消える、出ては消えるASKAさんのブログは話題だけど。
出ては消えるのはブログだけじゃない。
昔、好きだったアーティストのことをふとしたきっかけで、「最近はどんな曲を歌っているのかな」といった感じに、新曲を追うとともに再び聴いてみることがある。
自分の中だけの再ブームというやつだ。
3,4年前に「チャゲアンド飛鳥」で、それがあった。
90年代の前半あたりに、彼らがすごく流行った記憶があるが、当方もハマッた。
それは「LOVE SONG」ぐらいから始まり、アルバムで言えば「PRIDE」「SEE YA」「TREE」「GUYS」「RED HILL」で、追うのが止まった。
シングルで言えば「HEART」「めぐり逢い」あたり。
あれから20年近く経ち、ちょっとしたことでまた追ってみれば、日本の景気のように派手だった曲たちよりも、味わい深い曲が多くなっている印象。シングルの「群れ」あたりで一線引かれているように思えた。
また、「PRIDE」以前のアルバムも追って、「Z=One」「TURNING POINT」辺りで、ほんとにターニングポイントになってるなと。
よく耳にしたチャゲアス風のアレンジが、そこら辺りから徐々に誕生している印象を受けた。ニューミュージックよりもまた一歩前と脱却したんじゃないかな。「RHAPSODY」辺りでは、完璧に90年代前半風のチャゲアスサウンド。
アルバムの楽曲を追うだけではなく、いい時代なものでYOUTUBEあたりで、昔の映像が見れたりするのだが、めちゃくちゃパワフル。
楽曲の勝手なイメージから、女性受けのいいスマした感じのライブを想像していたんだけど、全然違う。
ほんとうにパワフル。
下手なロックバンドよりも動きまくってる。
特に、ASKA氏がこれだけ身体能力が高いとは・・・。
空中で側転出来る歌手だったとは・・・。
剣道やってると、こんなことできるんですか?
一面だけを見て、知らないことが多かったことに気づいた。
だって、あの歌い方からあんなパワフルなライブは想像できないよ。
しかしながら、自分の中で再ブームが起きた頃には、チャゲアンド飛鳥は活動しておらず、ソロで活動していた。
昔から、一定期間はソロでシングル・アルバム・ライブと活動を繰り返しているのは知っていた。
結構前に、CHAGE氏がマルチマックスを結成し、リリースしたシングルを聴いたときは、失礼ながら、「やればできるじゃん!!」と思った。・・・大変失礼だ。
でも、いかにもシングル!といった感じのキャッチーな曲は、ASKA氏が得意とするもんだと。そしてCHAGE氏はアルバムの中で、なにか子供には難しい妖艶な曲を作る人だなというイメージがあった。
マルチマックスのときは、たまげた記憶がある。「SOMEDAY、なにこれ?良すぎるんだけど、外国の名曲のカバーとかじゃないよね」と。
話を戻すが、自分の中での再ブームのときには、ASKA氏はセルフカバーや、別の歌手の曲のカバーを出しており、ちょっと寂しい感じがした。
↓うちにあるやつ。
一瞬、あれだけ才能あった人も、過去の遺産の練り直しや、売れなくなった歌手がやる名曲カバーアルバム手法に手を出しちゃったのかなと思った。
しかし、今思うと、昔の曲はやはり昔の曲ということで、アレンジがやはり古い印象がある。
髪が伸びすぎて重くなっていたのを、散髪してスッキリさせるようなことも必要だ。それをしないと、はっきり言うけど、いくら名曲でも埋まりますぜ。
カバーアルバムの後に、「SCRAMBLE」というアルバムがリリースされ、耳を通せば不安は払拭された。これまた上から目線みたいな言い方になるけど、「やるじゃん!」。
またその後にもう一回、昭和歌謡のカバー集は出たけども。
そして、なにかチャゲアンド飛鳥方面にて、過去のライブDVDが時代の流れに伴ってか、ブルーレイでリリースされ始めた。
あれ?これは復活あるんじゃないかなと思っていた矢先に、活動再開の発表。
・・・まあ、その後は、一度ASKA氏が体調を崩して、再活動は一旦立ち消えの、さらに、世間でよく知られる例の事件で完璧に再活動が消えましたとさ。
2014年に逮捕される前の年には、なんとかナックルズ系辺りの雑誌で既に中毒と言うことが漫画にされていた。でも雑誌が雑誌なもので、怪しんで読んでたんだけど、年が明けてビックリ玉手箱。
一時期ASKA氏の声が出なくなっていたという書き込みを、当方が抜けていた間のライブDVDのレビューでよく見かけた。
あのASKA氏独特の伸びやかな、体中がアコーディオンのような歌い方の声が出なくなったと。
00年代のライブDVDのAmazonのレビューでは、今回は声が出てるとか、出てないとか、そういった書き込みが多い。
その時代のライブをYOUTUBEで見たが、高いところが伸びない?喉を無理やり使って出しているような・・、高いところ歌うときは、声の塊をボンッと高いところに飛ばすような歌い方のように見えた。
それが、声が出なくなったのではなくて、声の出し方が変わった、もとい本人が意識して出し方を変えたというのを知ったのは、保釈後に急にネット上に表れた長文の例のブログ。
その中で声の出し方の変化について触れていたので、あのブログは本人が書かれたものなんだなと確証した。
上の写真のライブDVDの頃には、その出し方にも本人が慣れていて、普通に歌えているように見えたので、まだまだこれから歌手生命は長いなと思っていたので、歌う機会さえ失われたのは(今のところ)非常に残念だ。
歌手は歌い続けないと、喉が、声が、閉じてしまう。
とにもかくにも、ASKA氏に歌う機会を与えて欲しい。才能はあるんだから。
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追記:2016.11.28
あー、また逮捕されたねぇ。一度ターゲットにされると、バイヤーが寄ってくるのかねぇ。