中山美穂「Be-Bop-Highschool」ジャケット イラスト
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「トオルくん!ヒロシくん!」こと、ビーバップハイスクールでヒロインを演じておられた中山美穂さんが歌う、ビーバップハイスクールの主題歌の「ビーバップハイスクール」って曲でございます
ドラえもんの主題歌のタイトルが「ドラえもん」だった的なタイトルの付け方。
アマゾンプライムビデオとかなどで、定期的に映画の全シリーズが配信されていたりするので、観たことがあります。
80年代を象徴する「不良」のスタイルを表現した、不良高校生のケンカ・友情・恋愛を詰め込んだ大ヒットシリーズ。当時の分かりやすい不良文化の日常を後世に残す文化的な作品だとも思います。
主人公とされるのは、私立愛徳高等学校生徒の二人組の不良、トオル(仲村トオルさん)と、ヒロシ(清水宏次朗さん)。
その他に、演者に本物の不良少年たちを起用しているために、妙にリアルさがあります。走る電車の窓から突き飛ばしたりと、今じゃ許可が下りないだろうなといったアクションも多々あります。
思わず、「この人ら高校生だったよね・・・」、といったことを忘れそうなほどのアクションです。
そんな不良たちとのバトルの中で、花一輪とばかりのマドンナこと、ヒロインは泉今日子こと、中山美穂さん。小泉今日子ではなく、泉今日子。
ケンカしようとする二人を「トオルくん!ヒロシくん!」と一喝して制止する姿が初々しいです。
そしてテーマ曲が、中山美穂さんが歌うビーバップハイスクールの「ビーバップハイスクール」。
中山美穂さんは3作目では転校していったりと、ヒロインは後々、中野みゆきさん、五十嵐いづみさん、立花理佐さんへと変わって行きます。ちなみに先ほどの3名は全員、如月翔子という役で、演者が変わっています。
1作目、2作目:中山美穂さん、中野みゆきさん(2作目)
3作目、4作目:五十嵐いづみさん
5作目、6作目:立花理佐さん
この主題歌も、
1作目と2作目:中山美穂さん
3作目:清水宏次朗さん、仲村トオルさん、宮崎ますみさんの三人
5作目:立花理佐さん
と変わって行きます。
劇中に出てくる商店街が好き
不良バトルものなので、言わずもがな、よくケンカシーンが出てきます。
多勢に無勢ではありませんが、トオルとヒロシの二人に対して、そこそこの人数の不良が因縁つたりとケンカになります。
トムとジェリーの追いかけっこではありませんが、走って逃げるトオルとヒロシの二人を不良たちが追いかけるというシーンもあります。そこらの自転車を倒して、妨害したりと。
そのシーンで、街中を走り抜ける際に商店街に入るのですが、商店街が80年代!
80年代なので、商店街も潤っており、お客さんが(普通のおばちゃまなど)がたくさん歩いている。シャッター商店街ってなにそれ?とばかりに、活気のある商店街、たくさんの買い物客たち。
その中を、「これ、ゲリラ撮影じゃないの?」と思わせる走りっぷりの駆け抜ける不良少年たち。
歩いているおばちゃんたちが、明らかに俳優でもなければ、エキストラの人たちじゃない。普通の人らが歩いている中で、不良が怒声を上げながら走っている。
「シャバい」と言われようが、「待て、コラー!」と言われて待つ人はいない。
今では、いろいろとありえない「絵」がそこにあります。
「ボンタン狩り」のシーンとか、撮影許可取ってるのかなと不安がらせる、日常生活の中に突如と現われる分かりやすい不良少年たち。そして、暴れる。
80年代のやんちゃさがプリントされています。
そういった状況も好きなのですが、商店街の昔の活気がスクリーンの中に残っているのを観るのも好きです。もう返ってこない景気のよかった時代ですね。
そういった商店街に”聖地巡礼”として向かわれた方の記事があるのですが、今現在はもうシャッター商店街になられているようで、残念です。
そのとき、その時代じゃないと撮れないものってあるんですね。
テレビ番組・広告のイラスト、イラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
なかやまみほ/ NAKAYAMA MIHO
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