ラーメンズ ( 小林賢太郎_片桐仁 ) の 似顔絵イラスト
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千葉!滋賀!佐賀!
ラーメンズのコント、「日本語学校イタリア編」の音声に台詞の吹き出しなどのモナ猫演じるアニメーションを付けたFlashムービーが流行ったのも既に20年前。
そのシュールさからネット上で大人気となり、Flash黄金時代の一角を築いた名作として名を残した。
ニコニコ動画でもこのFlash本編を視聴することはもちろん、これを基にしたMAD動画なども多数投稿されている。
十数年前のラーメンズの人気はサブカル層を始め、かなりのものだった。
当方もライブに行った。
ラーメンズのコントの音声だけをMP3化して、移動中も繰り返し聴いていた時期もあった。
伝統芸能の野村萬斎氏が退任し、電通出身の佐々木宏氏が統括となってサブカル系の人間を集め混乱を招いている東京オリンピック。
今回の小林氏の件は、あら探しに近い。誰発信?(23年前のビデオ、よくこんなの見付けた)
東京オリンピック開会式演出担当(ショーディレクター)だったラーメンズの小林賢太郎 さんが、過去ホロコーストをコントのネタにしていたことが発覚し炎上。泣く子も黙るダヤ人人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が抗議声明を出したところ、辞任でなく解任(クビ)。
新柄コロナワクチンを開発したファイザーのCEOアルバートブーラ氏の両親は、ホロコーストの生存者でもある。
1998年5月、日本コロムビアから発売されたVHSビデオ「ネタde笑辞典ライブ Vol.4」(4組のお笑い芸人のネタが収録されています)に収録されたコント。
NHKの「できるかな」のパロディとして、小林賢太郎 さんが「ノッポさん」に、片桐仁 さんが「ゴン太くん」に扮した9分程度のネタとなっている。
ネタの中盤、「新企画を考案する」という会話の流れで、ノッポさん風の小林賢太郎 さんが以下の提案を語り出す。
「トダさんがさ、ほらプロデューサーの。『作って楽しいものも良いけど、遊んで学べるものも作れ』っていっただろ。そこで考えたんだけど野球やろうと思うんだ。いままでだったらね、『新聞紙を丸めたバット』。ところが今回はここにバットっていう字を書くんだ。いままでだったら『ただ丸めた紙の球』。ここに球っていう字を書くの。そしてスタンドを埋め尽くす観衆。これは人の形に切った紙とかで良いと思うんだけど、ここに人って字を書くんだ。つまり文字で構成された野球場を作るっていうのはどうだろう」
この提案にゴン太くん風の片桐仁 さんが「いいんじゃない。ちょっとやってみよっか。『ちょうどこういう人の形に切った紙』がいっぱいあるから」と指で両手の人間の形を示して応じる。
そして、小林賢太郎 さんが「ちょうどこういう人の形に切った紙」について思い出したように「ああ、あの『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』やろうって言った時のな」という台詞がある。
元からシュールかつ、どこか不謹慎にも似た毒っけもあるラーメンズ。コントの構成やネタ・台本などは、全て小林賢太郎 さんによるものだ。
小林賢太郎 さんも若いことから、分かる人には笑ってもらえそうな、ギリギリラインの投球を投げた台詞だけだったと思うが。
誰発信で、過去に小林賢太郎 さんがこんな台詞を言っていたと発掘して来たのだろう。
本人だって、20年以上も前のコントの台詞なんて覚えていかなったはずだ。冒頭の「千葉!滋賀!佐賀!」並みに印象に残る台詞でもあるまいし。
それを今更、VHSビデオでしか残されていない化石のようなネタからほんの一瞬、しかも本人の意図しない部分を切り取られてあたかも小林賢太郎 さんがそういう思想かのように扱われて解任される。
SNSで人の粗探しと拡散のスピードがどんどん過激になっている気がする。
映画評論家の町山智浩さんは「ユダヤ系選手やイスラエルも黙っていないだろう」とツイート。
神戸大学の岩田健太郎教授も「小林賢太郎好きだし、コメディの切り取りもよくないけど、こと五輪に関して言えばこれは完全アウト」などと投稿した。
初期のラーメンズはご本人もおっしゃっているが、人を傷つけるものもありました。
それを後悔し、この時期以降、小林賢太郎さんは人を傷つけない笑いをすることを決めて、20年以上それを貫いてきた。
人を馬鹿にしない、傷つけない、優しいコントをつくり続けてきた。
YouTubeで公開しているラーメンズの100本以上のコント映像の広告の収益は、赤十字を通じて全部復興支援にあてられてる。
そういうところには光を当てないで、人の粗探しばかり。
テレビ番組・広告のイラスト、イラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
こばやし けんたろう KOBAYASHI KENTARO かたぎり じん KATAGIRI JIN
RAMENS
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