肉糞太郎 の 似顔絵イラスト
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最近のお笑いの人は、マルチに才能がある人が多い。
白塗りにした自身の顔をキャンパスにして、有名人の顔を真似た・・・真似たというか、有名人の顔を自身の顔に描いた発想もすごい(「激似顔マネ」図鑑という書籍になっている)けど、普段見るコントも一線を引いている。
イラストというか絵も描かれていて。海外でも評価されているらしい。
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同じ吉本ということもあり、かつてのジミー大西氏を思い出す。
ジミー大西氏も絵というか絵画というか、そういったものを描いて評価されていた。どこでどういった経緯でか知らないが、ジミー画伯とまで呼ばれるようになり、全国でも展覧会がひらかれていた記憶がある。地方都市のうちの地元でもひらかれたもの。
なんだったら、展覧会を見にいった母親が画集を買ってきており、当方も家で見た。
なんだろう、ジミー大西氏の持つ一線を超えると、本当に日常生活も危ういんじゃないだろうかと思わせる天然ボケの姿を、ピュアさと変換させた上に、山下清氏よろしく心のままに描いた純粋な気持ちが表れた作品として展開していったのだろうか(ジミーちゃんのバックにいた誰かが)。
一時期、ジミー大西氏、お笑いまで辞めて絵に没頭していた気がするが、今はテレビでも見かけることもあるし、お笑いに戻ってきている。
ビビットな色使いで、フリーハンド様々な媒体を崩して描き込んでミックスしてキャンパスに叩き込んだ感じ。見ている方も体力を吸われてしまいそうな熱量。
芸能人が絵なりイラストを描き始めると、先に知名度があるから、その付加価値もついてくる。スタートが全然違う。無名の人が同じような絵を描いても、「ごちゃごちゃしてるな」で処理されるかもしれない。絵の価値というのは人それぞれ、受ける感性によって違ってくるが、「モノ」としての価値はその絵についてくる情報も大事だろう。
くっきー氏の話に戻すけど、ロバート秋山氏と同じく自分自身をキャンパスとして(顔だけじゃなく)異質な誰かを演じることができる、そういったアーティスティックな面でも責めていける人は稀少だし、これからも活躍していってもらいたいな。双方とも池袋で展覧会していたような記憶がある。
くっきー kukky
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